#と0の使い分け
2008年05月29日 - EXCELのハナシ 投稿者 白取です
少し間が空いてしまったので、軽く前回のおさらいから始めてみます。
EXCELでは、セルの表示形式(書式設定)を変えるだけで、「入力値とは違った形に見た目を変える事ができる」という面があり、前回は#,###,,という表示形式を使って、単位一円で入力された値を、単位百万円に表示してみました。
今回はその表示形式について、もう少し詳しく解説してみたいと思います。
まずは基本形。
なんとなく想像がつくかと思いますが、#,###というのは、数値を3桁で区切る場合に使います。
Excel2003で実験してみた所、下図No2のように#,##と3桁が足りなくても、No3のように#,###,###と桁区切りをを多く入れも同様の結果を得る事ができるので、ちょっと間違っても表示に影響はありません。

#,###,のように#,###の後に,(カンマ)を入れる事によって、数値を 1,000 で割って小数部を四捨五入して表示する事ができます。
では、もう1例。
今度は#,##0と最後をゼロにしてみます。下図No4では#,###とした時と何の変化もありませんが、No5と6のように入力値が0の場合に#と0で結果が変わってきます。

EXCELのヘルプを見ると・・・
# を指定すると、有効桁数だけが表示されて余分なゼロは表示されません。
0 (ゼロ) を指定すると、数値の桁数が指定したゼロの数よりも少ない場合に余分なゼロを表示します。
と記載されています。
要するに「#,##0は入力値が0の場合0を表示し、#,###は入力値が0の場合何も表示しない」というだけの違いになります。
下図のNo7とNo8を比較してみるとよく理解できると思いますが、No8は000と3個ゼロを指定しておき1を入力した場合です。入力値(数値の1)の桁数が指定したゼロの数よりも少ないので、足りない桁数分をゼロで補完し、001と表示するようになっています。入力値が99の場合は099となります。
No9とNo10のように、入力値(数値)の桁数が#や0の個数より多い場合は差はでません。

おまけですが、No11のようにカンマで区切るだけでなく、ハイフンなどで表示形式を作る事もできてしまいます。(色々応用できそうですが、そんなに使い道はありません。)





