見た目と中身と
2008年03月11日 - EXCELのハナシ 投稿者 白取です
目に見えるものが全てではない。
誰しも、人生の中で見た目と中身の違いを、良かれ悪しかれ経験されているかと思います。
見た目と中身の違い。実はEXCELでも同様の事が言えます。

例えば上図のように、
日付形式で入力した値に桁区切りの書式設定をした場合、日付に対応するシリアル値が表示される。
小数点以下を入力した値に桁区切りの書式設定をした場合、小数点以下を四捨五入して表示する。(見た目だけ)
と言うように、それぞれ入力値と表示結果が異なり、混乱や誤りの原因になってしまう面がありますが、セルの表示形式(書式設定)を変えるだけで、「入力値とは違った形に見た目を変える事ができる」という面もあります。
という事で、今回からセルの表示形式の便利な使い方について書いて行きたいと思います。
当社の前期(57期)の売上高は161億4千万円です。単純に12等分しても月平均13億4千5百万円です。これをEXCELで単位壱円で表示すると下図のような感じになります。

ちょっと見づらいですよね。経営者が見る資料としては、単位が壱円まである必要もありませんし、EXCELで作るにもレイアウト的に大変になります。
という事で、セルの表示形式を変更して、単位百万円の表示にしてみます。
「書式」→「セル」を実行し「表示形式」のタブを選択します。
分類を「ユーザー定義」にし、種類に#,###,,と入力しOKをクリックします。(最後に,,とカンマを2つ付けるトコロがポイントです。)

すると、セルに表示される結果は、単位百万円の表示になりますが、実際の値は単位壱円のままといった事ができました。

単位千円なら#,###,(最後にカンマを1つ付ける)にすればOKですし、単位壱円に戻すなら、ツールバーの「桁区切り」をクリックするだけでOKです。
もちろん限度はありますが、ちょっとセルの表示形式を設定するだけでガラッと見た目を変える事ができる訳です。
計算式を入力するが計算結果が表示される。というように、EXCELではそもそも見える値と実際の中身は異なるものなのです。
長所と短所は表裏一体。多機能で便利という事は複雑で難しいという事です。
セルの値と表示形式、そこに計算式も絡んできたりすると、ややこしくなりますが便利に使うためには理解しておきたい所ですね。
次回は暗号みたいな#,###,,いう部分について、もう少し詳しく解説してみたいと思います。





