範囲指定のムダを省く その3
2007年11月07日 - EXCELのハナシ 投稿者 白取です
人の作ったExcelシートで [Shift] + [Ctrl] + [End] を押すと、とんでもない範囲が選択されてしまう事があります。
そんなシートを編集する機会に出くわした時、四苦八苦して作ったのだろうなぁ・・・と思いつつ、まず私が行う事がシートの最適化です。
シートの最適化といっても、 そのような機能がメニューに有るわけではありません。基本的には上書き保存時にExcelが自動で行っています。
【例1】
下図の場合、データが入力されている範囲の右下隅はF12になります。これは前回解説した通りですので、説明を省略します。

【例2】
では、F9の「ああああ」というデータをDeleteキーで消した場合はどうなるかと言うと、結果は変わらずデータが入力されている範囲の右下隅はF12になります。

想像の範囲で述べますが、F9の値は消したものの、「編集した」という情報が残っている・・・。そんな感じだと思います。
【例3】
例2で上書き保存した後に範囲指定した場合です。この場合、D12が入力されている範囲の右下隅となります。

これも想像の範囲ですが、F9に編集した痕跡があったが、値が何も無いので編集したという痕跡消しているのでしょう。(Excelが上書き保存時に自動的に行います。)
このように、保存時にExcelが自動的に最適化しています。したがって、[Shift] + [Ctrl] + [End] を使った範囲の指定は保存後に行うというのが、ポイントの一つになります。
しかし、これだけでは、まだまだ何も無い範囲まで指定されてしまうかも知れません。
行や列の挿入、削除を繰り返し、作るのに苦労したシートほど、 [Shift] + [Ctrl] + [End]を押した時に、とんでもない範囲が指定される傾向にあるようです。(具体的にどうゆう場合という検証はしていませんが・・・)
Excelが自動で最適化できない「編集した」という情報が、そこかしこに残ってしまうのでしょうか。
このような場合、どうしたら良いかと言うと、実に単純なのですが余計な列や行を削除して上書き保存すればOKです。私の場合、列全体、行全体を指定して一気に削除してしまいます。
冒頭で述べたシートの最適化するというのは、シート全体を見て余計な行列を削除し保存するという事になります。
範囲指定しやすいようにシートを最適化するというのは、少し言い方を変えると、範囲指定しやすいよう整理整頓する。という事です。「データが入力されている範囲の右下隅=選択したい範囲」になるように、シートの中を整理整頓する事が大切だと思います。
整理整頓。仕事の基本ですよね。どんな仕事も基本はそう変わるものでは無いと思います。
次回は、[Shift] + [Ctrl] + [End]以外の選択範囲を拡張する方法について触れたいと思います。この範囲指定シリーズは書くのがツライのですが、書こうと思っているコトがまだあるのでもう少し続きます・・・。





