範囲指定のムダを省く その2
2007年10月24日 - EXCELのハナシ 投稿者 白取です
Excelのヘルプを見ると、[Shift] + [Ctrl] + [End]は、「選択範囲をデータが入力されている範囲の右下隅のセルまで拡張する。」と記載されています。
事実を表現しているのでしょうが、文章だけだと何だかよくわかりませんね。と言う事で、まずは「データが入力されている範囲の右下隅のセルまで拡張する」というのはどうゆう事なのか解説してみたいと思います。
<注意事項>
ノート型のパソコンでは、[End]キーが無いので以下の点に注意して下さい。
他のメーカーはよく分かりませんが、私の使用している富士通のノートパソコンは[End]キーがなく、[Fn]キーを押しながら[→]キーを押すと[End]キーの役割を果たすようになっています。( [Shift] + [Ctrl] + [End] が [Shift] + [Ctrl] + [Fn] + [→] になるという意味です。)
【例1】

A3のセルをアクティブにし(1の位置にカーソルを置く)、[Shift] + [Ctrl] + [End]を押すと、D9(2の位置まで)範囲指定されます。このように一発で範囲指定ができると楽ですが、表の範囲が自動で選択できる訳ではありません。
もう一例。
【例2】

同様に、A3のセルをアクティブにし[Shift] + [Ctrl] + [End]を押すと、F12まで範囲指定されます。これはF9とC12のセルに文字が入力されているため、右がF列まで、下が12行目という事で、「データが入力されている右下隅のセル」がF12となる訳です。
「データが入力されている範囲の右下隅のセルまで拡張する」というイメージが掴めたでしょうか。
【例1】のように、表の範囲をサクっと指定できれば楽ですが、このような例は稀で実際に作る表はもっと複雑になり、【例2】のように[Shift] + [Ctrl] + [End]を押しただけでは余計な部分まで範囲指定されてしまう場合が殆どです。
そこで微調整が必要になってくる訳ですが、私の場合下図のように [Shift] + [Ctrl] + [End]を押した後、[Shift]だけ押したまま([Ctrl]と[End]は離す)方向キーを押し微調整しています。

まとめると、
[Shift] + [Ctrl] + [End]を押し、始点からデータが入力されている範囲の右下隅のセルまで範囲指定をする。
余計な範囲まで指定されてしまったら[Shift]+[方向キー]で調整する。
というのが、広範囲を一気に範囲指定する時のコツです。
[Shitt] + [Ctrl] + [*] や[Shift] + [Ctrl] + [方向キー] など、他にも選択範囲を拡張する方法はありますが、使い方が限定されてしまうので、まずはこの範囲指定の方法をマスターできると便利です。
例では、あまりメリットが無いように感じられるかも知れませんが、一画面で収まりきらない表を範囲指定する時に、マウス操作との差が感じられるようになります。
前回でも少し述べましたが、このキー操作を知ったからと言って範囲指定が楽になるか・・・というと、そうでもありません。なぜなら、 データが入力されている範囲の右下隅が、必ずしも選択したい範囲とは限らないからです。
次回は「範囲指定しやすいようにシートを最適化する」という事について書きたいと思います。





