小さな差が大きな差に
2007年08月04日 - EXCELのハナシ 投稿者 白取です
コピー&貼り付けしたら一部分だけ罫線の太さが変わってしまった・・・。見やすくするために罫線の種類を変えた表を編集しているとよくある事ですが、その都度罫線の引き直すのは面倒ですよね。
EXCELのツールバーだけを使ってもそれなりの作表はできますが、それだけでは見た目の良いものを、効率良く作成する事はできないと感じます。そこからもう一歩(ほんのわずかです)踏み込んだ使い方をマスターしたいものです。
このブログで取り上げている話題も、実際のトコロあまり大した事ではありません。とても小さな差だと思います。
ですが、ひとつひとつを見るとほんの少しの差でも、それを積み重ね継続していくと大きな差になる。そんな事を意識しながら今回の記事を読んで欲しいと思います。
■引いた罫線を見やすくする
セルの枠線があると、罫線がとても見づらくなります。特に細い線を引くと、枠線との判別が難しくなります。私はある程度罫線を引いたら、枠線を非表示にしてしまいます。
セルの枠線は「ツール」→「オプション」を選択し、「表示」のタブより「枠線」のチェックを外すと消すことができます。

■セルのどの位置に罫線を引いているか理解する。

このような罫線を引く場合の手順を例に説明します。
B列は項目名、2行目はタイトルとして使用するという前提で、個人的にはあまり使用しませんが、差が分かりやすいのでそれらを二重線で区切りました。
【手順】
B2~E10までの範囲を選択し、「書式」→「セル」を実行し「罫線」のタブを選択します。
以下図のような順序で線のスタイルと罫線を引く位置を選択していきます。

これで全体の罫線は引く事ができたので、ここから区切りを強調させるための二重線の引き方になります。
B2~B10を範囲を選択し、「書式」→「セル」を実行し「罫線」のタブを選択します。
二重線を右側だけ引くように指定します。

同様にB2~E2セルの下罫線を二重線に、B10~E10セルの上罫線を標準の線に指定します。
まとめると、このような感じになります。

B列の右罫線は二重線ですがC列の左罫線は二重線ではありません。2行目の下罫線と3行目の上罫線、10行目の上罫線と9行目の下罫線も同様の関係になります。
このような作りにしておくと、例えばC3のセルをコピーして、E9に貼り付けしても罫線は影響を受けず、線のスタイルの違いをあまり意識せずに編集ができるようになります。
B列とC列の真ん中に罫線を引く場合、
・B列の右罫線
・C列の左罫線
・BとCの間の罫線(中罫線=B列の右罫線+C列の左罫線)

EXCELではこの3種類の方法があります。いずれも見た目は同じなのですが、コピー&貼り付けを行った時に違いが出てきます。ツールバー上で操作していると、この辺の違いが理解しづらいです。
作表はやりやすい方法で行えば良いと思いますが、こういったEXCELの挙動、性質を理解しながら(意識しながら)行うのが大切だと思っています。
ただし、罫線の引き方だけでは限界がありますので、次回はそれを補うためのコピー&貼り付けのコツというモノを書いてみたいと思います。
プロのサッカー選手で、ボールを止める、蹴るという基本動作を疎かにしている人はいないはずです。「罫線を引く」「コピー&貼り付けする」という操作もEXCELを使う限り必ず発生する基本動作です。基本動作を疎かにせず、きっちり身につけたいものですね。





